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そもそもつわりって何なの?つわりのメカニズムと効果的な薬を紹介

「つわりに吐き気止めの薬は効くのかな…。」
「軽減したいけど、どの方法がいいのかわからない…。」

妊娠中のつわりは病気ではないものの、重い症状が続くと本当に辛いものです。しかし市販の薬を飲んでよいものか、病院に行くべきか分からず、悩まされる方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、つわりの原因と症状、つわりに効く薬についてご紹介いたします。

なぜつわりは起こるのか?

はじめに、なぜつわりは起こるのでしょうか?この点については、いまだにつわりが起こるメカニズムは医学的に解明されていません。

女性の体は、妊娠によりホルモンバランスに変化が起こります。このホルモンバランスの変化こそがつわりを引き起こす原因ではないかと考えられていますが、詳しい関係性はわかっていません。妊婦の体は妊娠を機に、大きく変化します。

今までとは違ったバランスでホルモンが体の中にある状態になるため、それらが作用し、つわりが起こると考えられているのです。

また、妊娠によるストレスも関係するのではないかといわれています。ストレスといっても、悪いものというわけではなく、不安やプレッシャーもストレスの一種です。特に初めての妊娠である場合は、妊娠の先に待ち受けている出産や子育てがまったく初めての経験となります。それらに対するストレスがつわりを引き起こしているのかもしれません。

つわりの症状を知りましょう

つわりの主たる症状は吐き気です。しかし、つわりにはこれ以外にもいくつかの症状が出ることがあります。まず、吐き気の程度も人それぞれであり、軽いものから嘔吐を伴うものまでさまざまです。これに加えて、全身の倦怠感、下痢、頭痛もつわりの症状としてよく挙げられます。

さらには、つわりが始まるとニオイに非常に敏感になるという例もあるようです。今までは特に気にしていなかったニオイに対して強い拒否感を覚えるようになり、食べ物の好みが変わったり、柔軟剤や洗剤のニオイを受け付けなくなったりする場合があるようです。

また、慢性的に強い眠気があったり、心理的に不安定になったりするのもつわりの症状の1つです。とにかく、つわりの症状は人によりさまざまです。体の中に赤ちゃんを宿すということは、それだけ母体にも影響があるのです。

つわりのときに吐き気止めの薬は飲めるのか?

つわりの際、ほとんどの妊婦が苦しむのが吐き気です。吐き気が強いと、食事を満足に摂ることが難しくなり、体力も落ちてしまいます。この吐き気さえなければ…と考える人は多いでしょう。

では、妊婦はつわりに際して吐き気止めの薬を飲むことができるのでしょうか。この点については、専門医と相談したうえで母体に影響の少ないものを服用することはあるようです。薬の中には妊娠中に服用すべきでないものもありますので、必ず医師と相談のうえ服用してください。

日本においては、つわりの対処法として吐き気止めの薬の前にビタミン剤が処方されることがあります。ビタミンB6には直接的に吐き気を止める効果はないものの、つわりの悪化を防ぐ効果があるためです。

ビタミン剤であれば、妊娠中の体への影響もほとんどないので、1つの様子見の手段として服用する場合があるのです。

その他、つわりの吐き気に対して処方される薬としては、以下のものがあります。

  • ピドキサール
  • プリンペラン
  • ピレチア
  • フェネルガン

上記の薬はいずれも吐き気を和らげるためのものです。しかし、服用する前には必ず医師と相談するようにしましょう。妊婦の勝手な判断で薬を服用することは、胎児にとって危険であることがあるためです。

つわりでは胃痛が起こることもある

つわりの主な症状は吐き気ですが、つわりに際しては胃痛が起こる場合もあります。そのようなときに、胃薬を飲むことはできるのでしょうか。こちらも原則としては吐き気止めの薬と同じで、事前に医師の診察を受けたうえで服用していくことになります。

「ムコスタ」などの胃薬は、妊娠中には適さないものですので注意してください。反対に、「太田胃散」「エビオス錠」などの胃薬であれば、妊娠中であっても服用することがあるようです。しかし、くれぐれも自己判断で胃薬を服用することは控えてくださいね。

つわりの時は漢方薬の助けを借りることもできる

つわりは妊娠初期に起こることが多いです。妊娠初期は、胎児の状態も胎盤の状態も不安定であるため、強い効果のある薬はすすめられません。しかし、それでも吐き気その他の症状がつらくて仕方がないという場合は、自然由来の漢方薬を使う場合があります。

つわりの吐き気に効果的なものとしては「小半夏加茯苓湯」が有名です。漢方薬は自然由来であるため、体に与える影響が小さいです。そのため、妊娠初期には多用されます。ただ、漢方薬の効き目にはかなり個人差があります。

必ずしも漢方薬だけでつわりの症状を緩和することができない場合もあります。いずれの場合も専門医の診察を受けるようにしてください。

つわりに対して、市販の薬を使用することはできるのか?

つわりで吐き気が出ると、病院に行くのも大変です。そういったとき、ついつい自宅に備え置きしてある市販の薬を飲むことを考えてしまうでしょう。しかし、それは胎児に危険がある行為です。

市販の薬であっても、妊娠中に飲むべきでないものがあります。誤ってそれらの薬を飲んでしまうと、妊娠に悪影響を及ぼします。つわりの吐き気を和らげるものとしては、制吐剤、ビタミン剤、漢方薬が市販の薬として手に入れやすいものです。

この中で、制吐剤は必ずしも妊婦が飲んでよいものではない場合があるため、自己判断での服用はやめてください。これに対して、ビタミン剤と漢方薬は妊婦であっても比較的飲むことができるものが多いです。

ただ、自己判断で効果が曖昧なものを利用するよりは、一度専門医の診察を受けて、ご自身のつわりに合った対処法を教えてもらうべきでしょう。

葉酸サプリはつわりに効果的なものが多い!

妊娠中に必須の栄養素を補う手段としてよく利用される葉酸サプリですが、この葉酸サプリにはつわりの吐き気に効果的なものもあるのです。多くの葉酸サプリにはビタミンB6が含まれています。

前述したとおり、ビタミンB6はつわりの症状の悪化を防ぎます。そのため、葉酸サプリによりつわりの吐き気を和らげることも可能なのですね。

葉酸は妊娠には必須の栄養素です。医師の判断を仰ぎ、使用可能な葉酸サプリがあれば、それもつわりの吐き気への対処法として頭に入れておいてください。

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