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つわりで吐き気止めの薬は飲んでいい?飲む時の注意点と4つの処方薬

「つわりに吐き気止めの薬は効くのかな…。」
「軽減したいけど、どの方法がいいのかわからない…。」

妊娠中のつわりは病気ではないものの、重い症状が続くと本当に辛いものです。そんな時市販薬を飲んでよいものか、病院に行くべきものか、副作用やおなかの赤ちゃんへの影響が気になり、不安になってしまうのも事実です。

そこで今回は、つわりの原因と症状、つわりに効く薬などについてご紹介いたします。

つわりを引き起こす原因は2つ

はじめに、なぜつわりは起こるのでしょうか?実は、つわりが起こるメカニズムについては、いまだ医学的に完全に解明されていないというのが事実です。しかし、つわりが起こる原因として、以下の2点が大きく影響しているものと考えられます。

つわりの原因1【ホルモンバランスの変化】

女性の体は、妊娠によりホルモンバランスに変化が起こります。このホルモンバランスの変化こそがつわりを引き起こす原因ではないかと考えられていますが、詳しい関係性はわかっていません。妊婦の体は妊娠を機に、大きく変化します。

今までとは違ったバランスでホルモンが体の中にある状態になるため、それらが作用し、つわりが起こると考えられているのです。

つわりの原因2【妊娠によるストレス】

また、妊娠によるストレスも関係するのではないかといわれています。ストレスといっても、悪いものというわけではなく、不安やプレッシャーもストレスの一種です。特に初めての妊娠である場合は、妊娠の先に待ち受けている出産や子育てがまったく初めての経験となります。それらに対するストレスがつわりを引き起こしているのかもしれません。

つわりの症状【吐き気、倦怠感、下痢、頭痛等】

つわりの主たる症状は吐き気です。しかし、つわりにはこれ以外にもいくつかの症状が出ることがあります。まず、吐き気の程度も人それぞれであり、軽いものから嘔吐を伴うものまでさまざまです。これに加えて、全身の倦怠感、下痢、頭痛もつわりの症状としてよく挙げられます。

さらには、つわりが始まるとニオイに非常に敏感になるという例もあるようです。今までは特に気にしていなかったニオイに対して強い拒否感を覚えるようになり、食べ物の好みが変わったり、気持ち悪くて吐くといったケースもあるようです。

また、慢性的に強い眠気があったり、心理的に不安定になったりするのもつわりの症状の1つです。

とにかく、つわりの症状は人によりさまざまです。体の中に赤ちゃんを宿すということは、それだけ母体にも影響があるのです。

つわりのときに吐き気止めの薬は飲めるのか?

つわりの際、ほとんどの妊婦が苦しむのが吐き気です。吐き気が強いと、食事を満足に摂ることが難しくなり、体力も落ちてしまいます。この吐き気さえなければ…と考える人は多いでしょう。

そんな時、妊婦は吐き気止めの薬を飲むことができるのでしょうか。この点については、専門医と相談したうえで母体に影響の少ないものを処方してもらうことはあるようです。薬の中には妊娠中に服用すべきでないものもありますので、必ず医師と相談のうえ処方してもらうようにしてください。

では、具体的にどのような薬なら服用しても問題がないとされているのでしょうか。

つわりの悪化防止にはビタミン剤が有効

日本においては、つわりの対処法として吐き気止めの薬の前にビタミン剤が処方されることがあります。ビタミンB6は、直接的に吐き気を治すよう作用はしないものの、つわりの悪化を防ぐ効果があるためです。ビタミン剤であれば、妊娠中の体への影響もほとんどないので、一つの様子見の手段として服用する場合があるのです。

つわりの吐き気に処方される主な薬は4つ

ビタミン剤はつわりの悪化防止に有効とされていますが、その他つわりの吐き気に対して処方される薬としては、以下のものがあります。

  • ピドキサール
  • プリンペラン
  • ピレチア
  • フェネルガン

上記の薬はいずれも吐き気を和らげ、軽くするためのものです。しかし、服用する前には必ず医師と相談するようにしましょう。胎児に思わぬ悪影響を及ぼす可能性があるため、妊婦の勝手な判断で薬を服用することは非常に危険です。

つわりの時の胃薬選びにも医師の相談が必要

また、つわりに際しては胃痛が起こる場合もあります。そのようなときに、胃薬を飲むことはできるのでしょうか。こちらも原則としては吐き気止めの薬と同じで、事前に医師の診察を受けたうえで服用していくことになります。

「ムコスタ」などの胃薬は、妊娠中には適さないものですので注意してください。反対に、「太田胃散」「エビオス錠」などの胃薬であれば、妊娠中であっても服用することがあるようです。しかし、くれぐれも自己判断で胃薬を服用することは控えましょう。

つわりによる吐き気を抑えるには、漢方薬と葉酸サプリも効果的

つわりに効く漢方薬|小半夏加茯苓湯

妊娠中の薬の服用は、事前に医師への相談が必要だということがわかりました。ただ、やはり妊娠初期は胎児の状態も胎盤の状態も不安定であるため、強い効果のある薬はすすめられません。しかし、それでも吐き気やその他の症状がつらくて仕方がないという場合は、自然由来の漢方薬を使うという手段があります。

つわりの吐き気に効果的なものとしては「小半夏加茯苓湯」が有名です。漢方薬は自然由来であるため、体に与える影響が小さく、妊娠初期には多用されます。ただ、漢方薬の効き目にはかなり個人差があるため、必ず効果が得られるとは限らないことを忘れないようにしましょう。

必ずしも漢方薬だけでつわりの症状を緩和することができない場合もあります。いずれの場合も専門医の診察を受けるようにしてください。

つわりに効くサプリメント|葉酸サプリ

妊娠中に必須の栄養素を補う手段としてよく利用される葉酸サプリですが、この葉酸サプリにはつわりの吐き気に効果的なものもあるのです。多くの葉酸サプリにはビタミンB6が含まれています。

前述したとおり、ビタミンB6はつわりの症状の悪化を防ぎます。そのため、葉酸サプリによりつわりの吐き気を和らげることも可能なのです。

葉酸は妊娠には必須の栄養素です。医師の判断を仰ぎ、使用可能な葉酸サプリがあれば、それもつわりの吐き気への対処法として頭に入れておいてください。

つわりに対する市販薬の服用は、危険を伴う可能性がある

つわりで吐き気が出ると、病院に行くのも大変です。そういったとき、ついつい自宅に備え置きしてある市販薬を飲むことを考えてしまうでしょう。しかし、それは胎児に危険を及ぼしかねない行為です。

市販薬であっても、妊娠中に飲むべきでないものがあります。誤ってそれらの市販薬を飲んでしまうと、効かないばかりか、妊娠に悪影響を及ぼします。つわりの吐き気を和らげるものとしては、制吐剤、ビタミン剤、漢方薬が市販薬として手に入れやすいものです。

この中で、制吐剤は必ずしも妊婦が飲んでよいものではない場合があるため、自己判断での服用はやめてください。これに対して、ビタミン剤と漢方薬は妊婦であっても比較的飲むことができるものが多いです。

ただ、自己判断で効果が曖昧なものを利用するよりは、一度専門医の診察を受けて、ご自身のつわりに合ったものを処方してもらうべきでしょう。

つわりのときの薬の服用は、まず医師に相談が必要!

最後に、つわりの際の薬の服用についてまとめます。ポイントは4つあります。

  • つわりや胃痛の際、吐き止め又は胃薬の服用は可能だが、必ず事前に医師の診断の上、処方してもらう。
  • 漢方薬を服用することも効果的であるが、効き目には個人差があり、事前に医師の診断が必要。
  • 市販薬で妊婦が飲んではいけないものもあるため、自己判断で利用してはいけない。
  • 葉酸サプリはつわりに効果的なものが多い。

つわりやそれに伴う体の不調の際は、自己判断ではなく、必ず医師の診断のうえ薬を利用するようにしましょう。また、葉酸サプリは妊婦に必要な栄養素を摂取できるうえ、吐き気の症状を緩和できるため、習慣として継続してみるのは効果的かもしれません。

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