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もしかして私マタニティーブルー?妊娠中にみられる症状と対処法2つ

「もしかしてこれってマタニティーブルーなのかな…。」
「どうやったら抜け出せるんだろう…。」

赤ちゃんを授かって幸せでいっぱいのはずなのに、眠れない・イライラする・なぜか不安で仕方ない…、そんな状況はママにとって本当につらいものです。

そんなとき「もしかしたらマタニティーブルーの症状かも」と思ってしまいますよね。また、「マタニティーブルーかも」と思っていても、実はもっと重大なうつ病の可能性もあります。

今回は、そんなマタニティーブルーの期間や症状、原因、対処法、そして産後うつについての解説をしていきます。

マタニティーブルーは妊娠中だけのもの?

妊娠中の女性2

まず、マタニティーブルーとは?について理解を深めましょう。

マタニティブルーは妊娠中から出産後に起こる症状で、人によって起こる時期が異なります。

マタニティーブルーとは
妊娠・出産を機に、ママが精神的または肉体的に不安定になってしまう状態を指します。これは一過性のものであるため、病気ではありません。

妊娠初期や妊娠後期などの妊娠中だけ症状が現れる人もいますが、出産後だけ症状が現れる人、妊娠中から産後まで症状が続く人もいます。マタニティーブルーを発症する時期や期間、症状は人それぞれなのです。

もしあなたが今妊娠中で、精神的・肉体的に不安定だと感じることがあれば、それはマタニティーブルーの症状かもしれません。

妊娠中・産後のマタニティーブルーは短期的なもの

マタニティーブルーは、妊娠中の時期の場合、妊娠初期と妊娠後期によく見られます。出産後の時期の場合、分娩直後から産後7~10日以内に現れ、2~4日が発症のピークとなります。

マタニティーブルーの症状は、個人差はあるものの、2週間~1か月以内には治まるものです。

マタニティーブルーの症状は2種類

では、具体的にどのような症状が現れるのでしょうか。マタニティーブルーの症状には、精神的な症状と肉体的な症状の二つがあります。

精神的な症状

精神的な症状は、

  • 涙もろくなりよく泣く
  • 不安な気持ちになる
  • 焦りを感じる
  • 緊張感を感じる
  • うつっぽくなる
  • 苛立ちを感じる
  • 集中力が落ちる

などが挙げられます。

肉体的な症状

肉体的な症状は、

  • 疲労感を感じる
  • 食欲が無くなる
  • 頭痛などの体の痛みを感じる

などが挙げられます。

妊娠中や産後間もなくして、これらの症状を感じてるとしたら、マタニティーブルーである可能性があります。自分もあてはまるかも、と思った場合は、迷わずかかりつけの産婦人科などに相談してみましょう。誰かに話を聞いてもらうだけでも、心がぐっと軽くなるかもしれません。
(日本産科婦人科学会「産褥異常の管理と治療」より)

マタニティーブルーの原因

では、マタニティーブルーのこれらの症状を引き起こす原因は、一体何なのでしょうか。原因は、大きく分けて2つあります。

ホルモンバランスの乱れ

身体的な原因として考えられるのは、女性の体内のホルモンバランスの乱れです。妊娠中は、女性ホルモンが多量に分泌されることにより、ホルモンバランスが崩れることが考えられます。出産後は、妊娠中多量に分泌されていた女性ホルモンが正常値に戻ろうとし、逆に女性ホルモンが減少を始めることで、ホルモンバランスが崩れてしまうのです。

精神的・肉体的なストレス

この時期ママが感じやすいストレスの要因として、

  • 出産、育児への不安
  • 家族、パートナーへの不安(サポート不足)
  • 孤独感(社会的支援の欠如)
  • 食生活に配慮するストレス
  • 仕事に関する不安
  • 育児疲れ、睡眠不足
  • つわりなどがきっかけの体調不良

などが挙げられます。

無事に出産を終えられるのか、ちゃんと赤ちゃんを育てられるのか、特に初産であるママにとっては多くの不安があふれる時期です。健康のために食事に気を遣ったり、慣れない妊娠期の生活に疲弊してしまったり、産休をとっている人は、仕事への復帰に不安を感じたりと、心はなかなか休まりません。そんな時、家族や夫のサポートがなくては、ママは孤独感を感じながら、たった一人で不安を抱え込むしかなくなってしまいます。そんな状況を不満に思い、ストレスが膨らんでしまうと、ストレスの悪循環が生まれます。

このように、精神的・肉体的ストレスもマタニティーブルーを引き起こす大きな原因なのです。

妊娠中・産後にマタニティーブルーになりやすい人の特徴

妊娠中の女性1

妊娠期にストレスを感じやすく、マタニティーブルーになりやすい人は、

  • 一人でやりきらなければという責任感が強い
  • 真面目で完璧にこなそうとしがち
  • 心配性
  • ネガティブ思考
  • 周りに気を遣いがち
  • 周りからの評価を気にしがち

などの特徴があります。

勿論、これらに当てはまる人が必ずしもマタニティーブルーになるとは限りません。ただ、なんでもしっかりやらなければ、と思い手が抜けない性格の人や、しっかりできない自分に嫌気がさしたり不安を感じたりしがちな人は要注意です。

ここまでマタニティーブルーについて解説してきましたが、産後に症状がみられる人の場合、それはマタニティーブルーではなく産後うつである可能性もあります。

マタニティーブルーではなく産後うつの可能性

産後のマタニティーブルーと産後うつは混同されやすいですが、実は別物なのです。産後うつとマタニティブルーはどのように違うのでしょうか。産後うつの期間や症状、原因、対処法について、ご説明いたします。

産後うつは産後しばらくしてから始まる長期的なもの

産後うつとは、マタニティーブルーよりも深刻な情緒の変動が見られるうつ状態であり、ひとつの「病気」です。妊娠期以外の時期にかかるうつ病と同じで、強い抑うつ感情からくる病です。出産後数週間から数か月経ってから生じるもので、2週間以上症状が続きます。長いものでは数年改善が見られないケースもあります。

産後うつの症状

産後うつの症状は、基本的にはマタニティーブルーにみられるものと同じといえるため、症状による大きな違いはありません。ただ、産後うつの場合は、極度の悲しみを感じたり、頻繁に泣いたりと、感情の変化が大きく激しくなります。

産後うつよりもさらに重度のうつ病であるのが、産後精神病という病ですが、発症する人は極めてまれです。これは、うつ病の症状に加え、自殺願望・暴力的な思考・幻覚・奇異な行動などが見られることもあり、自分の子供を傷つけたいという感情になることもあります。

(参照元:MSDマニュアル家庭版「産後うつ病」

産後うつの原因は過去のうつ病の可能性も

症状と同じく、マタニティーブルーと産後うつの原因に関しても、大きな違いはありません。やはり、ホルモンバランスの崩れと、精神的・肉体的なストレスが大きな原因となることは間違いありません。

これに加え、産後うつの場合以下の要因が関与している可能性が高いといえます。

  • 妊娠前、妊娠中に発症したうつ病
  • 過去の産後うつ
  • 近親者のうつ病

妊娠前からうつ病を発症していた場合、うつ病から産後うつ病となる確率が高いのです。一度過去にうつ病を経験した人は、マタニティーブルーが重症化して産後うつとなる確率が高いので、注意しましょう。
(MSDマニュアル家庭版「産後うつ病」

マタニティーブルーと産後うつの対処方法

一番重要なのは、これらの症状と原因を知ったうえで、マタニティーブルーや産後うつとどう向き合っていくかです。精神的な要因が大きいため、すぐに解決できることではないかもしれませんが、毎日少しずつ解消に向けてできることがあります。

マタニティーブルーの対処方法は2つ

マタニティーブルーとうまく付き合っていく方法として、精神面と栄養面の2つからサポートすることが必要です。

【精神面】10個の習慣を意識してみる

精神面については、以下のことを意識して生活することを心がけましょう。

  • できるだけ多く休息を取る(子どもと一緒に昼寝をするなど)
  • 家事などをすべて完璧にやろうとしない
  • 自分一人でやろうとせず、家族、友人、夫に頼る
  • 自分の気持ちを他の人に話すようにする
  • 毎日シャワーを浴び、服を着替え、気分を切り替えるようにする
  • 頻繁に外出するようにする
  • 夫またはパートナーのみと過ごす時間つくる
  • ママ友と共通の経験や悩みについて話す
  • うつ病の女性のための支援グループに参加する
  • 新しく母親になった人にとって、疲労や集中力の低下、自分が母親でいてよいのかという不安があるのは普通のことであり、これらは通常治まるということを忘れない

(MSDマニュアル家庭版「産後うつ病」

出産も育児も、ママが一人でやらなければいけないことでは決してありません。誰かに頼り、協力してもらうことはごく自然で必要不可欠なことです。時には息抜きとして、ママになる喜びにじっくり浸ったり、趣味を楽しむ時間を作ってみたりしてはいかがでしょうか。

【栄養面】葉酸を積極的に摂取する

葉酸サプリメントと水

栄養面については、ホルモンバランスを整え、ストレスを緩和する「葉酸」を摂ることが大切です。

葉酸はホルモンバランスを整える

そもそもホルモンバランスの乱れとは、女性ホルモンである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類の分泌量のバランスが崩れることから起こります。そこで、葉酸を摂取することで、全身の血行が促され、女性ホルモンの分泌が盛んになります。

また、自律神経の乱れも、ホルモンバランスの乱れに大きく影響します。自律神経とは、脳から全身に広がっている神経のことで、交感神経と副交感神経の2つに分かれています。この2つの神経がバランスよく働かないと、自律神経が乱れている状態となり、精神的・肉体的な疲労やストレスを感じるようになります。葉酸を摂取し血行が良くなることで、自律神経の働きも整えられ、ホルモンバランスの乱れが改善されていきます。

葉酸はストレスを緩和する

また、ストレスを感じると女性ホルモンと同時に「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンも減少します。これは葉酸とビタミンB6がもとになっているため、葉酸を摂取しセロトニンの分泌を促すことで、ストレス緩和に繋がります。

妊娠中のストレスについて詳しく知りたい方は、妊娠中の妊婦のストレス放置は危険!母体や赤ちゃんを守るための解消法をご覧ください!

産後うつの対処方法はまず病院へいくこと

産後うつに関しても、マタニティーブルーの解決方法と同じく、精神面・栄養面からのサポートが有効ですが、まずはかかりつけの病院や産婦人科の医師に相談するのが最優先です。自分では気づかないうちに症状が悪化してしまわないよう、症状が出始め、産後うつを疑うようになったら、なるべく早く相談しに行くことをお勧めします。

マタニティーブルーと産後うつの予防法

マタニティーブルーや産後うつに絶対悩まされない予防法は存在しません。しかし、先述した解消法は予防法としても十分に有効といえます。普段から、周りの人に頼ることを意識したり、自分の時間の使い方を見直したり、要領よく手を抜くことを学んだりと、ママ自身を追い込んでしまわないよう生活してみてください。

妊娠中・出産後のマタニティーブルーについてのポイント5つ

最後に、妊娠中・出産後のマタニティーブルーと産後うつの症状や原因、解消法についてまとめます。ポイントは大きく分けて5つあります。

  • マタニティーブルーは妊娠中や出産後10日以内に現れ、2週間~1か月以内には治まる一過性の症状のこと。
  • 産後うつは、産後数週間経ってから現れ、2週間以上症状が続くうつ病の一種である。
  • それぞれ症状は精神的なものと肉体的なものがあり、産後うつの方が感情の起伏が激しい。
  • それぞれの原因は、ホルモンバランスの乱れと精神的・肉体的なストレスであり、産後うつの場合は過去発症したうつ病の影響も考えられる。
  • 対処法は、普段から周囲を頼るなどの心がけをし、葉酸を摂取してホルモンバランスを整えておくことが有効である。

どんな状況であっても、まず自分を責めることはやめましょう。妊娠期はホルモンバランスが大きく変わるため、自分ではコントロールがきかない部分であることには変わりありません。ストレスを感じやすいのも、環境や状況が不安定な時期であるからこそ当たり前のことなのです。

誰しもが母親0歳から始まるということを忘れず、周りを頼りながら、自分のペースで出産・子育てに向き合っていきましょう。

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